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前回の記事では、平成27年11月から冬季加算が引き下げとなる話をさせていただきました。

地域にもよりますが、北海道等の地域では月額1~2万円の引き下げとなり、

生活を急激に圧迫することが予想されます。

前回の記事はこちら

>>生活保護費が11月より、めっちゃ減額される?冬季加算引き下げ額まとめ

 

こちらの記事の最後でお伝えしました、冬季加算の引き下げを免れるための条件を本日は記述したいと思います。

これで11月からの冬季加算は引き下げられません。

むしろ、世帯によっては昨年の基準よりも多く加算をもらえる場合があります。

冬季加算の減額を免れる根拠と条件は?

もちろん、お金が関わってくるので、裏付けが無ければ記事の信ぴょう性がありません。

冬季加算の引き下げを免れる根拠法令は、

生活保護手帳2015 課長問答第7の29および7の29-2

に記述されています。

その記述内容はこうです。

傷病、障害等による療養のため外出が困難で、常時在宅せざるを得ない又は乳児が世帯内にいる場合で、冬季加算に寄りがたい場合は、加算額に1.3倍を乗じて得た額の範囲内で特別基準として額を認定して差し支えない。

はい、難しいことが書いていますね。

要は、

1 病気とか障害で外に出れない人

2 乳児が世帯にいて、家にずっといなければいけない人

この2つに当てはまる人は、加算額に1、3をかけてもいいよって事です。

今年の東京都の単身者の冬季加算額は2,580円です。

そこに1、3をかけるので、

2,580円×1,3=3,354円となります。

ちなみに昨年の冬季加算額は単身者で3,080円なので、

274円のプラスになります。

まだまだあります 引き下げを免れる条件

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根拠法令では以上の2つの条件が紹介されているのですが、

傷病、障害等の「等」については、様々な法律解釈ができます。

以下に7つの例をあげますが、これらについては、法律の解釈上この様な方に冬季加算の特別基準適用が可能だろうという類推です。

取り扱いについては自治体ごとに違うかと思われます。

詳しくは担当のケースワーカーに確認を行い、相談しましょう。

1 病気とか障害で外に出れない人(上述)

2 乳児が世帯にいて、家にずっといなければいけない人(上述)

3 介護保険サービスを受けている人で常時在宅が必要な人

4 障害者サービスを受けている人で常時在宅が必要な人

5 要介護3~5の認定を受けている人

6 透析患者で常時在宅が必要な人

7 骨折などで一時的に外出が困難なもの

 

はい、実に7つの条件に該当する人が冬季加算の減額を免れる事が出来ます。

それでは一つずつ詳しく見ていくことにしましょう。

1 病気とか障害で外に出れない人(上述)

読んで字のごとく、病気や障害により外出ができない人が対象です。

こちらについては、外出が困難であることを医師に証明してもらう必要がありますので注意しましょう。

まずは医師に相談し、常に家にいる必要があるという診断書を書いてもらいましょう。

2 乳児が世帯にいて、家にずっといなければいけない人(上述)

乳児が家にいると、なかなか目が離せなくて、ちょっとした外出も控える方がほとんどでしょう。

また冬になり、室内が寒くなると、免疫の極端に低い乳児にとっては非常に危険です。

乳児のいる世帯については無条件に冬季加算の減額が免れますので、部屋は暖かくして冬を乗り越えましょう。

3介護保険サービスを受けている人/4障害者サービスを受けている人

3、4については、世帯によって冬季加算が免れるかどうかが違ってきます。例えばサービスを受けていても、デイサービスや作業所に常に通っている人は日中のほとんどを施設で暮らします。

冬季加算の減額が免れる条件としては、常に家にいることを余儀なくされていることが必要となります。介護サービスや障害サービスを利用していても、外に出ている人は減額の対象となります。

こちらについてはケースワーカーとよく相談をしましょう

5 要介護3~5の認定を受けている人/6 透析患者

5、6については、その認定や診断をうけていさえすれば、冬季加算の減額を免れます。要介護3~5となると、中から重度の要介護者となります。

また、透析患者も無理な運動はできないので、冬季は家で過ごすことが多いことから、今回の冬季加算の減額を免れることとなっています。

7 骨折などで一時的に外出が困難なもの

こちらについても医師の診断書が必要となります。

注目すべきは骨折などの「など」です。

骨折に限らず、家にずっといることを余儀なくされる様なケガについては加算の減額を免れることができる場合があります。

例えば、脱臼、肉離れ、重度の捻挫等が考えられます。

認められるかどうかについては、まずケースワーカーに確認することをお勧めします。

いかがでしたでしょうか。

加算の減額を免れられる条件に該当しましたでしょうか?

これらの条件の中には、ケースワーカーの独断で冬季加算が減額されたりされなかったりする場合があります。

つまり、皆さんが声に出して、冬季加算が必要な理由をケースワーカーに訴えなければ、一律に冬季加算が減額されている場合があります。

11月からの保護費を確認して

おかしいなと思ったらまずはケースワーカーに相談しましょう。

それでは本日は以上となります。

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