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昨今、生活保護費は相次ぐ引き下げがなされています。

特に、平成25年度より3年間にわたり段階的に続いた保護費の引き下げは、

多くの世帯に大きな打撃を与えたことでしょう。

そんな中、平成27年11月よりさらに生活保護費は引き下げられます。

引き下げ対象は8割以上の世帯にのぼるだろうと予想されます。

それでは、いったい、何が引き下げとなるのでしょうか?

以下にに詳しく記述します。

引き下げがあるのは冬季加算、そもそも冬季加算とは?

引き下げされるのは、冬季加算という加算です。

冬季加算は、冬の光熱費、主に暖房代がかさむことから加算されるものです。

時期としては11月~3月の冬季にかけて加算されます。

その加算額は、地域によって大きく違います。

例えば、冬になると極寒となる北海道等の地域では、1か月あたり1~3万円程の冬季加算が加算されてきました。

反対に、冬でも比較的温暖な地域では3千円程度がこれまで加算されていました。

その冬季加算が平成27年11月から引き下げされることとなります。

冬季加算の引き下げの情報自体は昨年から出ていたのですが、家賃額の引き下げに隠れてあまりピックアップされていませんでした。

そのため、金額が一体いくら下がるのか等の具体的な情報がほとんど出ていませんでした。

 

それでは、冬季加算の金額は一体どれくらい引き下げられるのでしょうか?

引き下げ額は地域によって違います。以下にまとめていきたいと思います。

Ⅰ区(北海道、青森、秋田)

世帯人数 昨年基準 今年基準 引き下げ額
単身 24,260円 12,540円 -11,270円
2人 31,410円 17,800円 -13,610円
3人 37,490円 20,230円 -17,260円
4人 42,510円 21,850円 -20,660円
5人 44,140円 22,460円 -21,680円

Ⅱ区(岩手、山形、新潟)

世帯人数 昨年基準 今年基準 引き下げ額
単身 17,340円 8,860円 -8,570円
2人 22,460円 12,580円 -9,880円
3人 26,810円 14,290円 -12,520円
4人 30,400円 15,440円 -14,960円
5人 31,570円 15,860円 -15,710円

Ⅲ区(宮城、福島、富山、長野)

世帯人数 昨年基準 今年基準 引き下げ額
単身 11,520円 7,320円 -4,200円
2人 14,910円 10,390円 -4,520円
3人 17,790円 11,800円 -5,990円
4人 20,170円 12,750円 -7,420円
5人 20,950円 13,100円 -7,850円

Ⅳ区(石川、福井)

世帯人数 昨年基準 今年基準 引き下げ額
単身 8,790円 6,660円 -2,130円
2人 11,380円 9,450円 -2,930円
3人 13,850円 10,740円 -3,110円
4人 15,400円 11,600円 -3,800円
5人 15,990円 11,920円 -4,070円

Ⅴ区(栃木、群馬、山梨、岐阜、鳥取、島根)

世帯人数 昨年基準 今年基準 引き下げ額
単身 6,130円 4,540円 -1,590円
2人 7,940円 6,450円 -1,490円
3人 9,470円 7,330円 -2,140円
4人 10,740円 7,920円 -2,820円
5人 11,150円 8,140円 -3,010円

Ⅵ区(上記以外の都市、東京、大阪、神奈川、埼玉等)

世帯人数 昨年基準 今年基準 引き下げ額
単身 3,080円 2,580円 -500円
2人 3,980円 3,660円 -320円
3人 4,750円 4,160円 -590円
4人 5,390円 4,490円 -900円
5人 5,590円 4,620円 -970円

ご自身の引き下げ額については確認できましたでしょうか。

特に引き下げが激しいのがⅠ区およびⅡ区になります。

特にⅠ区では、引き下げが1~2万円と死活問題になり兼ねません。

ただし、引き下げの措置として、Ⅰ区、Ⅱ区については、昨年まで11月から加算された冬季加算が、10月から加算がされることとなりました。

といっても、これらの地域にすまれる方にとって、今年の冬を乗り越えられるかが危ぶまれます。

また、都市部では500円程度の引き下げとなります。

一部の議論では、冬が無い沖縄の冬季加算を廃止しようという意見がでたそうですが、今回については見送りとなったようですね。

実は、この冬季加算の減額問題ですが、減額されない方法と条件があります。詳しくは以下の記事を参考にしてください。

>>生活保護費(冬季加算)の引き下げをまぬがれる7つの条件

 

なお、年間の保護費の増減についてはこちらも参考にしてください。

>>知っておくと便利!生活保護の年間支給日、支給額の増減まとめ

また、12月の期末一時扶助についてはこちら

>>生活保護費の金額が12月は1万円以上増額!期末一時扶助まとめ

1月2月の保護費の注意点についてはこちらを参考にしてください。

>>1月の生活保護費は要注意!保護費減額と支給日の罠

>>2月の生活保護は天国と地獄に別れる!?その理由を徹底解説

 

それでは本日は以上となります。

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