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生活保護を受けていると、条件を満たせば、保護費で引越しをすることができます。

引越しの条件や手続きの流れについては別の記事も参考にしてください。

>>生活保護でも引越しできる?転居費用が支給される16の条件

>>生活保護の引越し手続きの流れと、知らないと損する2つのお得情報

>>生活保護で引越しするならどこの地域が最もお得か検証してみた

敷金礼金や契約費用、引っ越し業者の費用まで全て市町村が負担してくれるため、まさに至れり尽くせりといったとこでしょう。

引越しを終えてふと一息

「あー!やっと引越しが終わったー!」

と安ど感に包まれているあなた、

まだまだやることはたくさんあります。

なんていったって引越しの時だけにしか支給がされない保護費があるからです。

それが家具什器費という部類の一時扶助です。要は家具代です。

厳密に言えば、保護の申請時にも支給がされる場合があるのですが、それはごく一部の例外的な場合です。

つまり、多くの人にとっては、一生のうちで引越しの時だけに限り支給される保護費なわけです。

家具什器費の支給上限額はいくら?

支給金額の一般額の上限は

26,200円です。

ただし、特別な事情がある場合で、この金額でまかないきれない場合は

41,900円

までを福祉事務所の判断で支給しても良い事になっています。

例えば、3万円のガスレンジを買った場合、通常であれば、一般的な上限額の26,200円が支給されます。

しかし、例えば家のキッチンの構造が複雑で、3万円のガスレンジしか対応ができない場合等は、3万円の満額を支給される場合があります。

いずれの基準が適応されるかについては役所のケースワーカーに相談を行いましょう。

引越し時に、家具什器費で購入が可能なものは?

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さて、引越し時の家具代としてどのようなものが支給されるのでしょうか?自治体によっても多少の違いはありますが、ほとんどの自治体で以下の家具代を支給しているようです。

1 カーテン

2 ガスレンジ

3 シーリングライトや電気傘

4 網戸(厳密には住宅維持費)

 

これらの家具については支給が認められますが、それぞれ支給が認められる条件がありますので以下により説明を行います。

 

1 カーテンの購入費用が認められる条件

カーテンが支給される条件は

① 引越しにより、窓枠の大きさが変わり、カーテンのサイズが合わない場合

② 引越しにより、窓枠の数が増えたため手持ちのカーテンだけでは対応ができない場合

の2点の場合に支給が認められます。

カーテンが無いと、外からあなたの家の中が丸見えとなります。

丸見えの中では常に外の人の目を気にして生活をしなければなりません。

つまり、カーテンは最低限度の生活に必要不可欠なものとして支給が認められているのです。

ただし、価格が高価な防音カーテンや、遮光カーテンについては特別な事情が無い限り購入が認められませんので注意しましょう。

2 ガスレンジの購入費用が認められる条件

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ガスレンジが支給される条件は

① 前の家が備え付けのガスレンジだったが、新しい家では、ガスレンジが付いておらず、新しく設置が必要な場合

② ガスレンジを置く置き場のサイズが変わったことから手持ちのものでは対応できない場合

です。

ガスレンジが無いと食事をつくることができませんよね。最低限の生活には、健康的な食事をとることも含まれています。

ガスレンジの口数ですが、家族がいる世帯の場合、3口コンロまでは一般的に認められる傾向です。ただし、単身の場合は1口や2口までとしている自治体もあり、自治体によって考え方が違うようです。担当者に相談することをお勧めいたします。

3 シーリングライトや電気傘が支給される条件

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支給される条件は以下です。

① 電気コンセントの種類の違いにより、以前使っていた電気傘が使えない場合

② 以前住んでいた家よりも、電気の数が増えたため、手持ちのものでは対応できない場合

電気については言わずもがなですね。真っ暗な中で生活はできません。

こちらもあまりに高価な装飾のあるものは支給の対象外となります。

4 網戸が支給される条件は

網戸が支給される条件は

新しい家に網戸が全く設置されていない状況である場合です。

そもそもこちらについては家具代ではなく、住宅維持費という分類から支給がされます。

昨今は温暖化の傾向が顕著になり、夏は熱中症による死者も多く出ています。

そんな中、網戸が無いのは地獄です。

窓を開ければ蚊が入り

窓を閉めれば熱中症

どちらも耐えがたいですね。

生活保護の制度もその辺りにはしっかりと配慮をしてくれているということですね。

いかがでしたでしょうか。

これらの家具の購入が可能な事については、ケースワーカーから説明を受けないと、中々皆さんの知るところにはなりません。

しかし、ケースワーカーが非常に多忙だと、ろくに詳しい説明もしてくれないものです。

そんなこと知らなかった!と後々クレームをする前に、

本記事をしっかり読んでおくと間違いないです。

それでは本日は以上となります。

筆者:ねこ忍者
東京在住
生活保護法の研究をしています。
昨年に社会保障関係のNPOを設立し、日々奮闘しております。
生活保護制度について考え、皆さんの役に立てる記事の更新に努めます。

 

 

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