Pocket

B784_tokyowanmagic_TP_V1

本日、平成27年10月5日

マイナンバー制度が施行されました。

今後、順次各家庭にマイナンバーカードが簡易書留により郵送されることになります。日本社会はこれにより、アメリカと同様、ID社会へと変化していくでしょう。

本日はマイナンバー制度が未来の生活保護制度にどのような良い変化を与えるかを予想します。

もちろん、マイナンバー制度により懸念される事項も多々あるのですが、それはおいおいとして、本日はマイナンバーと生活保護の光の部分をメインに記述します。

なお、制度は少しずつ変化していきます。ここで記述したことが明日すぐに起こるわけではないことを念頭に置いたうえで読み進めて頂ければと思います。あくまで数年後の社会ということを忘れずに。

1 医療券が不要な社会に?誰もが好きな時に医療を受けられる

「医療券の手続きがめんどくさい」

このように思われている方は多くありませんか?

生活保護受給者が病院へ通院しようとする時に、必ず必要なのが医療券です。

医療券は福祉事務所の窓口で申請すれば発行されます。

しかし、役所が病院と反対方向にある場合や、熱が出て朦朧としている場合でも医療券を発行してからでないと通院ができないため非常に厄介です。

中にはケースワーカーに電話一本入れて病院へ行くという人もいるようですが、ケースワーカーが忙しかったりすると、病院へ連絡がいっていなかったりして困った経験をした方も多いのではないでしょうか。

生活保護の医療の現状をマイナンバー制度が大きく変えます。

医療券を必要としなくなる未来がいずれくるでしょう。

将来、生活保護を受給しているという情報をマイナンバーカードに付与させることができれば、病院の通院時にマイナンバーカードを機械にとおすだけで医療に掛かることが可能な未来がくるはずです。

医療券が不要になれば、役所が開庁していない土日や、夜間でも好きに病院へ通院することができます。

外出中に急に倒れて救急搬送された場合でも、マイナンバーカードさえ所持していれば、会計は全て生活保護任せです。

役所の業務としても医療券を発券する手続きが無くなれば、相当な人件費カットに繋がります。

現状の生活保護と医療の関係についてはこちらの記事も参考にしてください。

・生活保護と医療の関係、接骨院や整骨院はかかれる?

 

2 手続きの時に生活保護受給証明書は不要になる

これも医療と同じ事ですが、生活保護を受給しているという情報をマイナンバーカードに付与することができれば、役所でのさまざまな手続きが簡便化します。

例えば、公的に受けられる手当障害年金は、所得要件があることから、生活保護受給者は受給証明書を提出する必要があります。

そのため、まず福祉事務所に行き、証明書を発行してもらわなければばならないという手間が必要となります。

しかし、近い将来そのような煩雑な手続きは必要ありません。

持参するものは

マイナンバーカードと印鑑

以上です。

あなたの個人情報は全てマイナンバーカードの中に入っているため、あなたが説明せずともカードが全てを語ってくれます。

 

3 不正受給者の摘発がこれまでよりも容易になる

YOTA82_nanigaokotta15122053_TP_V1

マイナンバーカードが生活保護にもたらす最も大きな光は、不正受給者を摘発しやすくなることです。

これまでの生活保護の不正受給調査は、全ての不正者を捕捉することが難しい現状にありました。

しかし、マイナンバーが国民全てに付与されれば、生活保護受給者の情報の管理が非常にスマートとなります。

これにより、申告なしに働く不正受給者や、預貯金を隠して保護を受ける不正受給者が一気に減少します。

このことについてはこちらの記事にも詳しく記述しています。

>>生活保護の不正受給が暴かれる?マイナンバー制度と生活保護の今後を予想

 

また、過去の生活保護受給状況が分かりやすくなるため、悪質な受給者の情報共有が福祉事務所間でスムーズに行われるようなります。

4 不正受給者は減少するが、不正者の悪質化が進む?

不正受給者は確かに減るのですが、マイナンバーカードという新たなツールができたことから、不正の悪質化が懸念されます。

例えば、マイナンバーを売買した、なりすましでの保護受給です。

一度マイナンバーの利便性が浸透すれば、人々はそれにすがり、盲信します。

役所の職員も同じことです。マイナンバーが間違っているはずがないと盲信し、不正者に騙されるでしょう。

なりすまし以外にも不正受給の方法は多くあります。

頭の良い受給者はおそらく数ヶ月前からその手法を練っていることかと思われます。

マイナンバーカードには、ある一つの弱点があり、その弱点を突けばいとも簡単に生活保護制度を落とすことができます。

この内容について記事で語ると、多くの方が遊び半分で不正をしてしまうためこの記事では語りません。今後、制度が成長していく中で対策が生まれれば語ることとしましょう。

生活保護と不正受給の現状については以下の3つの記事も参考にしてください。

・生活保護法をかいくぐる。隠れて働いてばれない不正受給の手口とは
・生活保護の不正受給件数は10年で○倍に!?不正受給率0,5%のウソ
・生活保護の不正受給がばれるとどうなるのか?逮捕や時効は?

いかがでしたでしょうか。

マイナンバー制度が社会に浸透し高度化すれば、上記で語った社会は目前です。

しかし、本日語った3つの恩恵はあくまで数年後の社会だと思ってください。今すぐ便利な社会になるわけではありません。

今日という日は、あくまでそのスタートラインに立った日です。

制度の行く末をこれからも見守ることとしましょう。

本日は以上となります。

 

★バれない仕事の考察は以下の記事も参考にしてください

>>生活保護でマイナンバー導入後もバレない仕事はあるのか!?

Pocket