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生活保護の申請時に、あなたの要求しだいで少しでも多くの保護費をもらえるならば、あなたは行動しますか?

生活保護の申請時、皆さんは保護制度について無知であるがゆえに損をしている場合があります。

何も知らずに申請に行かれる前に、少し立ち止まってこの記事を読んでください。

そうすればあなたの保護費の金額は最大化するでしょう。

 

生活保護の申請時に保護費の金額を多くする方法とはどういった方法でしょう。

その答えは「一時扶助」という概念を知ることで理解できます。

本日は一時扶助を賢く利用して、生活保護申請時の保護費の金額を多く受給する方法を解説します。

保護受給後、働いて保護費を最大効率的に受給したいという方は以前の記事も参考にしてください。

以前の記事はこちら>>生活保護の金額を少しでも多く受給するコツ/15,000円以上の生活費がプラスになります。

一時扶助が生活保護の金額を増やす理由

生活保護費の支給方法には大きく分けて二通りの方法があります。

1、毎月一定額を受給する経常的生活保護費

2、臨時の需要に合わせて受給ができる一時扶助

1番の経常的生活保護費の金額は、一定の加算等を除けばほとんど変わることはありません。

しかし、2番の一時扶助の概念をもっとよく知ることで、普段の生活保護費にプラスして、臨時で生活保護費を受給することができるのです。

「一時扶助なんて知っているよ」

と多くの方が思われるかもしれません。

しかし、一時扶助は種類がかなり多く、ベテランのケースワーカーでも、その全てを覚えている人は数少ない程です。また、それが支給される条件や場面も、個々に違うため非常に難しい概念です。

この一時扶助を上手く使えば、一時扶助を知らない人よりも保護費を多く受給することができます。

特に、多くの人が知らなかった一時扶助がこれから紹介する家具什器費です。

 

1 保護の申請時に家具家電代を保護費でもらおう

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生活保護の開始時に、生活に必要な家具家電を全く持っていないか、使用に耐えない場合、家具家電について扶助を受けることができます。

俗に「家具什器費」というものです。この一時扶助については、支給される条件が

①生活保護の開始時

②引越しをした時

の2つの場合しかないため、必ず保護の開始時に、忘れず申請したいものです。

生活に必要な家具家電とは、それが無いと健康で文化的な生活が著しく阻害されるものが該当します。どれが良くてどれがダメという明確なルールは自治体によって異なります。ただし、多くの自治体は次にあげる家具家電について支給を認めているようです。

冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機、炊飯機、掃除機、食器類、鍋類、調理器具、食卓台、収納類

です。これ以外にも自治体によって幅広く認められる場合がありますので担当者に相談を行いましょう。

2 家具什器費が支給される条件は?

生活保護の開始時に家具什器費が必ず支給されるわけではありません。その条件は、上で上げた家具家電について、全く持ち合わせがないか、使用に耐えない状況である場合です。

例えばあなたが今まで、コンビニの弁当で食事を済ませていたため、炊飯機の持ち合わせが無かったとします。しかし、あなたは生活保護を受けるに当たって節約を行うことを思い立ちます。そこで、ご飯を炊くために炊飯機の購入を思い立ちました。

そんな時、自分で購入する前にケースワーカーに相談を行いましょう。

申請の方法について快く助言をしてくれます。

これであなたは新品の炊飯機を手に入れることができるでしょう。

3 賢く家具什器費をもらうには

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上にあげた例では、たまたま炊飯機を持っていなかったため家具什器費が支給されることとなりました。

では、これらの家具の持ち合わせがある場合はどうすればよいでしょうか。

もし、あなたの手元に古い家電があれば、ケースワーカーに使用に耐えない家具家電であることを主張しましょう。

場合よっては新しい家電の購入が可能な場合があります。

4 家具や家電を保護費で買い換える手順

① 手持ちに無い家電や、まったく使用に耐えない家電が無いかを確認する

② その家具や家電が上で説明した最低限度の生活に必要な家具、家電であるかを確認する。

③ 生活保護の申請を行う。

④ ケースワーカーが保護申請時の調査のため家庭訪問に来る

⑤ その際に、家具が全くないか、使用に耐えない家具があることを主張する。

⑦ ケースワーカーの許可が降りたら見積もりを取り、見積書を添えて家具什器費の支給申請を行う。

⑧ 保護開始と同時に家具什器費が支給される

⑨ 支給された保護費で家具や家電を購入する

以上です。

5 注意!悪用厳禁!

 

ただし、この方法を悪用はしないでください。

あくまで古くて買い替えが必要な家電の場合に限定して行ってください。

まだまだ使える家具家電を故意に処分して、家具が全くないことを主張するなんて事は絶対に辞めてください。ばれると詐欺で訴えられかねません。

また、相談の時期には気を付けましょう。

必ず家庭訪問による調査時にケースワーカーに相談を行いましょう。

なぜなら、法律の文言が

家具家電を支給できるのは、保護の開始時に、全くその持ち合わせが無いか使用に耐えない状況にある場合

という文言だからです。

保護開始後、数か月がたった後に、実は家電が無かったことに気づき、

それを「買い換えたい」と相談しても

「生活保護費を積み立てして自分で買ってください」

という返答が返ってきます。

何度も言いますが

生活保護の申請時にその家具家電が無かったか、全く使用に耐えないという状況が重要となります。

 

家具什器費の支給限度額はおよそ4万円程度です。

この範囲内で上手く賢く生活保護費を受給しましょう

まとめ

○ 一時扶助をもっとよく知れば保護費の金額を最大化できる

○ 保護の開始時に家具什器費の申請を忘れない

なお、生活保護の申請するタイミングについてはこちらの記事も参考にしてください。

>>生活保護を申請するタイミングはいつがベスト?初回支給金額を最大化する方法

筆者:ねこ忍者
東京在住
生活保護法の研究をしています。
昨年に社会保障関係のNPOを設立し、日々奮闘しております。
生活保護制度について考え、皆さんの役に立てる記事の更新に努めます。

 

 

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